岡山理科大学 教育学部

学部紹介学部紹介

岡山理科大学ならではの ”教育学部” 

 岡山理科大学は、有為な教育者の養成が社会への貢献につながるという創立者の理念に基づき、これまでに5000名を超える卒業生が、小学校および中学・高校の教員として全国で活躍しています。

 毎年250名を超える学生が教職課程を履修し、近年は既卒者を含め平成31年度148名、令和元年度148名、令和2年度176名、令和3年度170名、令和4年度206名が公立学校の教員採用試験に合格しています。さらに本学は、子どもたちに科学の楽しさを伝える「科学ボランティアリーダー」を養成するプログラムも行ってきました。

教育学部では、岡山理科大学のこれまでの成果と実績の上に、さらに新しい教育を探究します。

教育学部長からのメッセージ

 皆さんは近い将来、他者の面倒を見たり、相談にのったり、気づきを与えたり、何かを教えたりする指導的な役割を担うようになります。その形態は、職場の上司や先輩、学校の教師や塾の先生、子供を持つ親、その他社会的活動での人とのつながり等、多岐に亘ります。
 岡山理科大学教育学部には、小学校の教師を目指す初等教育学科、中・高の英語や国語教員および日本文化に対する深い理解と高い日本語運用能力を持つ教師を目指す中等教育学科があります。しかし、どこの大学でも、教育学部に入学した全ての学生が教師になるわけではありません。公務員や一般企業に就職する学生も少なからず存在するのです。
 最初に述べた通り、皆さんは将来指導的役割を担う人材となります。ここで言う指導的役割というのは、必ずしも教師だけではなく、様々な場面で他者の人生に寄り添い、教え、導き、気づきを与えると同時に、全ての職業や日常生活、社会活動の中で必然的、偶然的に果たしていく役割なのです。皆さんは、このような広い意味での指導的立場で活躍するために必要な、多くの知識・スキル・興味関心を本学教育学部において培うことができます。
 私たち教育学部のスタッフは小学校、中学校、高等学校での教員経験や教頭・校長の管理職経験、初等・中等教育をはじめとした様々な教育・研究分野の専門家で構成されています。これらの専門家スタッフと学内の教職支援センター、アカデミックアドバイジング・デスク、キャリア支援センターが連携し、教員をはじめ皆さんが希望する様々な職種へのキャリア形成に役立つサポートを提供します。
 私たち教育学部は、教育やその他の様々な分野での指導的役割を担う人材輩出を目指しています。一緒にワクワクしたキャンパスライフを過ごしませんか。
 日本中でここでしか経験できない「学修者本位の教育」を提供し、皆さんの豊かな未来を切り拓くことが、我々の願いです。

秦 敬冶

秦 敬冶 教育学部長
岡山理科大学副学長(企画・評価計画担当)兼任

専門研究分野:教育経営学

学科の特徴

初等教育学科

国語、算数、理科、社会、体育、音楽、図工、家庭科、生活等々、全教科を学校での実務経験が豊富な教員から学べます。特に苦手な人が多い理科、コンピュータ教育も楽しく教えられる教員を養成します。

小学校教育コースはこちら

中等教育学科

国語または英語、それぞれの領域をバランスよく備えた言語の専門家を養成します。国語や英語の教員として、また、言語に通じた実務家として活躍できる人材を養成します。

国語教育コースはこちら

英語教育コースはこちら

国際日本語教育コースはこちら

取得可能な資格等(本学独自資格含む)

初等教育学科 小学校教育コース

  • 小学校教諭一種免許状
  • 博物館学芸員資格
  • 本学独自の認定資格:科学ボランティアリーダー資格(※)

中等教育学科

  • 中学校教諭一種免許状(国語)
  • 高等学校教諭一種免許状(国語)
  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 高等学校教諭一種免許状(英語)
  • 博物館学芸員資格
  • 日本語教育能力検定合格
  • 本学独自の認定資格:科学ボランティアリーダー資格(※)

(※)本学の認定資格で、日本の科学技術の振興を草の根レベルで支える「科学ボランティアリーダー」を養成します。

その他 所定の学修条件を満たしている場合に限り、複数の教員免許(小学校+中学校英語等)の同時取得も可能です。

教育学部の3つの「なぜ?」

  1. なぜ理系の大学に教育学部なの?

    探求的学びのサイクル約5万人の卒業生のうち、5,000人近い卒業生が教壇に立っている岡山理科大学。ずいぶん前から、全教科の教員を養成したいと考えていました。
    今、満を持して、教員養成の実績とプログラム、そして高度な研究施設や教員をいかし、文系教員の養成に取り組みます。体験する、気づく、考える、理解するという「探究的学びのサイクル」を展開し、岡山理科大学ならではの「教育学部」をめざします。
  2. 他の教育学部とどこが違うの?
    独自カリキュラムによって、「探究する力」と「言葉の力」を養い、幅広い知識と確かな使命感をもった、実践的な指導力をもつ教員を養成します。 これは「探究する人」「知識のある人」「コミュニケーションができる人」という国際バカロレアの学習者像とも共通するものであり、国際的な視野をもち、現場に出た後で本当に役立つ人材の養成をめざしています。
  3. なぜ「体験重視」のカリキュラムなの?
    現代社会は、常識や価値観が絶えず変化しています。学校教育の世界も同様です。体験を通じて学ぶことで、より深い知識が身につくとともに、動的で柔軟性のある力が育まれます。実学志向の学びによって、時代の変化に対応し続けられる教員を養成したいとの思いから「体験重視」のカリキュラムを作りました。

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