教授
留学や地域社会での国際交流活動などの異文化接触を通して、どのような心理的変容がなされるのかについて研究してきました。「国際感覚」や「国際性」を高めるということについて、異文化理解の観点から研究をしています。英語のスピーキングやリスニング、ライティングやリーディングの運用能力がどんなに高くても、異文化を理解できる認知力と、誤解されないコミュニケーション・スキルがなければ、異文化間の対人接触では、葛藤が引き起こされてしまいます。外国人との異文化接触が誤解や偏見を生み出すのではなく、どうすれば豊かな関係性を築くことにつながっていけるかについて、今後も研究を進めていきたいと思います。
グローバル化が加速度的に進行する中、日本でも英語が使えてあたり前の時代が来ようとしています。皆さんが先生になって活躍する頃には生徒の英語運用能力を最大限に高められる教育力や、英語を使った広がりあるアクティビティーを企画していく力が求められます。実力ある英語の先生になれるようサポートしていきます。
姫路市国際交流協会専門職員、大阪大学工学研究科留学生相談部(現・国際交流推進センター)専任講師等を経て、平成25年4月より、岡山理科大学教養教育センター准教授(英語教育)。平成28年4月より、教育学部中等教育学科英語教育コース准教授。令和2年4月より教授。
okunishious.ac.jp