岡山理科大学 教育学部

教員インタビュー教員インタビュー

インタビュー01 山中学部長、森初等教育学科長、河原中等教育学科長

 新しい教育学部が目指すものについて先生方からお話を聞きます。
第一回目の今回は、山中学部長、森初等教育学科長、河原中等教育学科長に集まってもらいました。

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山中 芳和(写真中央)

広島大学大学院博士課程 単位取得退学 教育学修士。 専門は教育史を中心とした教育学。岡山大学で32年間教員養成に携わる間、岡山大学附属小学校・中学校校長等を歴任。平成26年度より岡山理科大学教育学部設置準備室室長。岡山大学名誉教授。平成28年4月より、岡山理科大学教育学部学部長。

森 敏昭(写真左)

専門は教育心理学および学習心理学。広島大学教育学部で35年間教員養成に携わる。各種学外委員、審査員等を歴任。広島大学名誉教授。平成28年4月より、岡山理科大学教育学部初等教育学科長。

河原 修一(写真右)

専門は日本語学。栃木県の高校教員を経て平成5年から島根県立大学短期大学部で教鞭をとる。ワシントン州立セントラル・ワシントン大学交換教授、総合文化学科長等を歴任。島根県立大学短期大学部名誉教授。平成28年4月より、岡山理科大学教育学部中等教育学科長。

20年後も通用する教員を養成する!

interview-04山中:
これまでの大学、特に文系の大学教育では学生が長時間座って先生の話を聴く「講義」が中心でした。教員養成学部においても同様で、以前に比べて実習や演習は増えていますが、講義が中心であることには変わりありません。そこで本学部では、実習や演習科目をより充実させるカリキュラム編成を行っています。

森:
教育を学校の中だけで捉えないところに本学部の新しさがあります。カリキュラムについては、まず1年次から「教育現場観察実習」があります。さらに、「教育ボランティアⅠ・Ⅱ」で学校支援ボランティアや教育関連NPOでの実習も行います。また初等教育学科を中心に「科学ボランティア活動」を通して、小学生に科学実験の楽しさを広める活動も行います。

河原:
中等教育学科ではさらに外国人の児童や生徒さんたちとの教育的な関わりを持つ「多文化コミュニケーション活動」が加わります。国語教育コースでも英語教育コースでも、専門的な力だけでなく、実践的なコミュニケーション力を身につけることができます。

山中:
両学科とも3・4年次の教育実習本番までに多様な実習を体験することになります。こうした実習で目指すのは社会の人々との関わりを大いに増やすことです。学生同士や子ども相手だけでなく、親世代やさらに年長の世代の方々との交流も自然に生まれますし、そこで様々な世代とのコミュニケーションのとり方が自然と身につくはずです。こうした多様な実習活動により、20年、30年後の時代の変化にも対応し、十分活躍できるたくましい教員を養成します。

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大学の主役は「教員」でなく「学生」!

山中:
演習科目も実に充実しています。まず1年次から3年次に必修の「探究ゼミ」は、何をすべきか、何を学ぶべきか自体を学生自身が探し、追究する知的活動です。

森:
課題を自分で見つけられる能力は、過去の教育改革の中で叫ばれ続けてきた「生きる力」そのものです。小・中学校の教育で強調されてきたものですが、社会人を目前にした大学生にとってより身近に迫った自分自身の問題として意識されるでしょう。

山中:
大学の教員は、この知的探究のファシリテーター(促進者)として関与するだけで、「こうしなさい」や「こうでなきゃダメ」といった断定的な指示は一切しません。「教える者と教えてもらう者」の関係性ではなく、「議論を通じて考え、自律的に成長する者同士」の協働的な関係性、そうした人格を育むことがねらいです。学生諸君が自由な発想で意見が交わせる環境を設け、教員はあくまで裏方に徹するのです。主役は「教員」ではなく「学生」なのです。

新しい教員養成モデルをつくる!

河原:
当然、大学の教員も相当な努力をしなければなりません。教育効果を最大限に高められるよう常に考えながら、学生諸君と積極的に関わりあうことのできる機動力とコミュニケーション力が必要になります。人として信頼される先生の姿を示さなければなりません。

山中:
つまり、今までと違う教員を育てようとしている我々教員自らが「今までと違う大学教員像」を体で示す必要がある訳です。

森:
新しい教育学部の先生たちは、若い世代が多く、専任教員20名のうち半数が30代から40代。エネルギッシュでコミュニケーション能力の高い方々が就任します。小・中学校の現場経験者でありながら、研究活動も活発に行っているメンバーも多数加わります。この先生たちを中心に学部が動いていくことになりますが、当然学部長、学科長はそれに負けない舵取りをこなしていきますから(笑)、良い相乗効果が生まれるでしょう。日本一実践的な教育学部ができますよ。

山中:
元気で新しい教員養成モデルを「岡山理科大学モデル」として全国に発信して行きましょう。

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