初等教育学科
初等教育学科
中等教育学科3年生ラヴィンドゥ・イーシャード・ウィクラマシンハさん(スリランカ共和国出身)が、岡山県中小企業家同友会「第4回 青年部 中国ブロック交流会」(9月27日開催)に招かれ、「踏み出せ一歩先へ!」というテーマで書道パフォーマンスを行いました。長さ2メートル、幅1.5メートルもある大きな書道用紙に、全身を使って力強く「一歩先へ」と書き、参加者から大きな歓声を浴びました。
ラビンドゥさんは、母国で日本のテレビドラマを見て日本に興味を持つようになりました。登場人物が筆で文字を書く場面を見たときの「日本人は筆と墨で文字を書くのか!」という驚きが、書道を始めるきっかけになりました。来日前の2020年からオンラインで日本在住の書道家の指導を受けるようになり、それ以来、一生懸命書道に取り組んでいます
 大学では、国語の教員免許(中・高)と日本語教員資格、IB教員資格の取得をめざして勉強に励んでいます。日本の中学校で国語の教員として活躍するという目標と、スリランカ初の書道家となって大好きな日本文化と母国スリランカ文化の架け橋になるという二つの目標にむかって、充実した日々を過ごしています。来年度は教育実習にも行くため、「身が引き締まる思いですが楽しみでもあり、教育実習に向けて鋭意勉強中です!」とのことです。
小・中・高、教員採用二次試験合格の嬉しい知らせがほぼ出揃って来たようです。
10/27 時点での判明数は公立小学校合格22名、中学校英語3名、中学校国語3名、高校国語3名です。
小学校は例年並みですが、中・高の合格者が今年は伸びています。
 10月になり、初等の1年生は岡山市内の小学校で今年2度目の観察実習に参加しています。
初回は5月、入学して間もない学生の意識を教員目線に切り替える最初の一歩として。2回目は初回の気づきを踏まえて別の学校を観察し、学校規模や地域の違いが児童・生徒の様子や先生方の行動にどう関わってくるのかなどを観察します。

1. 実習の約2週間前、全体への事前指導で注意事項の確認

2. 訪問する学校のグループごとに打ち合わせ

3. 当日朝。現地で管理職の先生から学校概要について教えて頂きます

4. その後、実際の授業を2クラス観察します

5. 見ながら気づいたポイントをどんどんメモして行きます

6. 観察終了後、グループワークで互いの気づきを共有します

教育現場は日進月歩。1年生が小学生だった数年前とも少し様子が変わっています。また、様々な県から集まっている学生にとって、地域ごとの学校の微妙な違いなど、学ぶ点が沢山あったと思います。
 今後の学びに生かして行ってほしいものです。
7月9日、今年も初等1年生漫才コンテストを開催しました。
6月6日によしもと20世紀から手ほどきを受け、その後3分ものとしてネタを作り込んで来た成果の発表です。

1. とはいえ、途中でネタが飛んでしまい全編アドリブになってしまったり

2. ボケとツっ込みのバランスが難しかったり

3. でも終わった後はホッとして笑顔に

人生、人前で漫才をやる機会なんて、そうそうないことです。
でも度胸プレゼン力友情を磨くには絶好の機会です。ここでついた勢いで、大学生活がもっと充実して行くことでしょう。
 今回の探究ゼミⅢは、「キャリア形成」をテーマにした初等教育学科3年生対象の授業です。
その一環で、6月28日(土)に卒業した先輩に来ていただき講話をお願いしました。現在岡山市の小学校と倉敷市の小学校に勤務されている2022年度卒業生2名経営学部4年生の学生に就活の仕方教職の魅力についてお話いただきました。
具体的なエピソードを交えながら教職の魅力、学校という職場環境休日の過ごし方も含めた働き方、大学生の時の教採勉強の仕方などについてお話しいただいたので、学生たちは「教師になりたい」「就活頑張ろう」という思いを強くすることができました。
講師を引き受けていただいた卒業生は教員3年目授業力がUPしたり、任せてもらえる仕事が増えたり、後輩ができたり、「子どもたちが成長していく姿」を見ることができたりと、先輩が学校で教員として頑張っているリアルな姿を直接学び、学生たちには少し先の未来の自分を具体的にイメージできる機会となりました。
多くの方々から要望をうけて検討した結果、今年度(令和7年度)から中学校の「理科」「数学」の教員免許も理学部の科目を履修して目指すことが出来るようになりました。(取得には各教育委員会への個人申請が必要です)
現在、入学後早速の免許取得に取り組み始めた学生も10名ほどいます。履修は楽ではないですが、是非頑張って欲しいです。
(詳しくはオープンキャンパスで)
6月6日(金)1限、今年で3回目となる初等1年生教育漫才ワークショップを行いました
漫才を通して表現力・勇気・お互いをたたえ合う気持ちを養うため、プロの芸人さんから手ほどきを受けて自分たちの漫才づくりに挑みます。今年はよしもとから20世紀のお二人が来てくれました。

1. 最初に模範の漫才(サウナのネタでした)

2. 続いて、各コンビ(またはトリオ)でコンビ名決めと2分間漫才のネタ打ち合わせ

3. 20世紀のお二人からも個別にアドバイスをもらいます

4. その後、あちこちに散って立稽古

6. 20分ほどのネタ合わせですぐ本番に挑みます

7. それぞれが独自の個性を発揮していました

8. 終了後、20世紀のお二人から講評。学生たちのオリジナリティをすごく褒めて頂きました

8. 次の授業が迫る中、大急ぎで記念撮影(手で20世紀の20を表現してます)

 他の授業と重なって参加できない学生がいたのがとても残念でした。が、1年生たちはこの後約1ヵ月かけてさらに長い3分間の漫才を完成させ理大ホールで発表会に挑みます。
 ぜひ、人前で話す度胸と、自分を互いに表現し合う楽しさに目覚めて欲しいと思います。
連休明けの 5 月 9 日。理大教育学部は春学期本番を迎え元気に活動しています
そんな中、岡山市教育委員会 教育長三宅 泰司 先生が、教育実習を始めこれから本格的なキャリアプラニングを迎える 3 年生たちに、特別講義を行って下さいました
今回のお話は「教師力を身につけよう!~特別支援教育の視点で~」ということで、教員・指導主事・教委管理職・校長など、三宅先生がこれまで経験されて来た多様な現場経験をもとに、子どもたちをより良く導くためにはどのような考えを持つべきか、ワークショップを交えて丁寧に教えて頂きました。お話しの後には学生から積極的な質問が続く場面もあり、三宅先生から「学生の本気が伝わってくるな!」との感想を頂きました
三宅先生には日々お忙しい身でありながら昨年度に引き続き、今回も快くお引き受け下さいました学生たちも、通常の大学の講義とは違った現場視点からの講義に興味を掻き立てられていました
理大教教育学部は、教育現場との太いパイプを生かし、今後もより良い教員養成へと突き進んで行きます。
今日学生が盛り上がる授業一つ紹介します。
3年生「図画工作科教育法」では、実際に児童と同じ材料や用具を使い題材を体験することで教材理解を深めます。
初回の題材は、表現領域の1つである「造形遊び」。紙コップを思い付くままに並べたり積んだりするなどしてできる形を楽しみます。
造形遊びは、必ずしも作品を完成させることを目的とはせず、活動そのものを楽しみ、活動を通して、造形的な見方や考え方、感じ方を育てる学習です。
造形遊び特徴でもある、つくり、つくりかえ、つくるの繰り返しの行為や他者との協働的な学び」が自然発生的に生まれこと気付くことができたようです。
4月9日に初等教育学科3年生の有志が、就職に向けてリクナビ「進路を選ぶ軸を作ろう」という講座を受講しました。
やはり「自分らしく働ける仕事を見つけること」が大切だということを学び、「就活の軸」を決める基礎となる「軸の仮置き」をする「経験の棚卸ワーク」=グループワークに取り組みました。

1. 就活に向き合う心構え・ポイントについてレクチャーを受けます

2. グループワークで互いに考え方を交換し合います

グループワークでは、「どんな教員になりたいか?」「子どもたちのためにどんな貢献ができるか?」「自分はこれまで何をしてきたのか?」など、いろいろ考えました。
 これから始まる教育ボランティア教育実習などを経験して、今回仮置きした軸をアップデートして行くことになります。