初等教育学科
初等教育学科
今日学生が盛り上がる授業一つ紹介します。
3年生「図画工作科教育法」では、実際に児童と同じ材料や用具を使い題材を体験することで教材理解を深めます。
初回の題材は、表現領域の1つである「造形遊び」。紙コップを思い付くままに並べたり積んだりするなどしてできる形を楽しみます。
造形遊びは、必ずしも作品を完成させることを目的とはせず、活動そのものを楽しみ、活動を通して、造形的な見方や考え方、感じ方を育てる学習です。
造形遊び特徴でもある、つくり、つくりかえ、つくるの繰り返しの行為や他者との協働的な学び」が自然発生的に生まれこと気付くことができたようです。
4月9日に初等教育学科3年生の有志が、就職に向けてリクナビ「進路を選ぶ軸を作ろう」という講座を受講しました。
やはり「自分らしく働ける仕事を見つけること」が大切だということを学び、「就活の軸」を決める基礎となる「軸の仮置き」をする「経験の棚卸ワーク」=グループワークに取り組みました。

1. 就活に向き合う心構え・ポイントについてレクチャーを受けます

2. グループワークで互いに考え方を交換し合います

グループワークでは、「どんな教員になりたいか?」「子どもたちのためにどんな貢献ができるか?」「自分はこれまで何をしてきたのか?」など、いろいろ考えました。
 これから始まる教育ボランティア教育実習などを経験して、今回仮置きした軸をアップデートして行くことになります。
 4月3日(木)の入学式から今年度がスタート。今年の入学式は岡山駅に近いジップアリーナ賑やかに和やかに行われました

1. 開式直前、岡山キャンパス関係の合計2000人以上が集合

2. 式の開始、「アジアオンライン大学」の開設式も併せて行われました

3. 新入生代表の宣誓

4. 式の後は歓迎会へと切り替わり

5. ダンスサークルのパフォーマンスや

6. プロ司会者の進行によるトークイベントやサークル紹介などが行われました

7. 翌日から新入生オリエンテーション

8. 先輩学生の助けも借りながら自分の時間割を作っていきます

 今年はちょうど桜が満開になった日に入学式ということで、幸先のよいスタートになりました。
ぜひすばらしい4年間を過ごしましょう
 3月20日。今年度の学位記授与式(卒業式)です。今年は気温の低い天気が続き、会場の体育館も例年になく肌寒く、ストーブが焚かれていました。
 6期生が入学した2021年はコロナ禍真っ只中。最初の2年間はみんなほぼマスク姿で生活していたことを思い出します。でも後半からは普通の日常が戻り、のびのびとした学生生活が送れたと思います。教採合格率も過去最高の70%超えと、何やかんやで大きく成長してくれた学年でした。
 みんな、またいつでも遊びに来て下さい!

1. 学部代表、今年は中等教育学科の震(たつみ)さん。4月から地元香川で中学校の先生です

2. 式終了後、初等教育学科長から学位記の手渡し

3. 中等教育学科長と記念撮影

4. 終了後、体育館の外。まるで記念撮影大会でした

今年は、3月30日開催のオープンキャンパスも、25年度のオープンキャンパス利用入試対象となることが決まっています。
興味がある方は是非ご参加ください↓
https://www.ous.ac.jp/admission/opencampus/oc-okayama-20250330/
 1月20日、1年生の通年授業「探究ゼミⅠ」本年度最終回を迎えました。
4月のスタートから夏までは、何冊もの読書とプレゼンを繰り返して知の引き出しと表現力を鍛え、秋学期からはグループ活動で様々な取り組みを行いました。
 今日は、それぞれがこの1年間でどう変化したのか、そして今後どうして行きたいのかを3分間でプレゼンします。
 入学前には授業について行けるか不安だった人、一人暮らしで親のありがたみを思い知った人、同じく一人暮らしでお金の使い方に注意を払うようになった人、自炊を頑張るようになった人、読書の面白さに目覚めた人・・それぞれの変化を語ってくれました。最初の頃は「3分」がなかなか難しく、1分半で終わってしまったり、5分かかってしまったりとバラバラでしたが今回はみんなほぼ3分でキッチリと収まっていました。(成長してますねー☺)
 探究ゼミⅠでは、学生の思い付きと行動を大事にします活動の場は学外もありの何でも来いです。きっと楽しい時間になったことでしょう。
 4月からは「探究ゼミⅡ」ということで、仲間と共にさらに多くの学びを繰り広げて欲しいです。
今年度の教採ですが、小学校の好調が続いています。
詳細はまた後日UPしますが、現役合格は最高だった昨年並みの22名(実数)です。
 一次からの最終合格率は71%みんな頑張ってくれました。
10月9日に発表された、英国の高等教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education [THE])の「世界大学ランキング2025」において、理大が総合ランク1501+、日本国内でランクインした119大学のうち63位タイとなりました。世界には約23,000校の大学があり、日本国内にも約800校の大学が存在しますが、そのうちランクインしているのは世界全体で2092校日本だけで119校。今回の理大のランクインは、中・四国の私立大学初の快挙です。受験偏差値と大学の本当の中身は必ずしも連動しない、という一つの証左になるかと思います。
 詳しくはこちら[全学のページ]をどうぞご覧下さい。

 

 9月28日(土)10:30 ~、国際バカロレア教育(IB)の意義や歴史、教育内容について理解を深めるための文部科学省「2024年度 国際バカロレア教育地域セミナー in 中国地方」A1号館を会場に開催されました。教育学部からはダッタ先生がパネラー兼分科会講師として出席しました。
 会場には中国地方をはじめ、全国からIB教育の最前線で活躍する教員、管理職、教育委員会関係者や文部科学省の関係者などがお集まり下さいました。

1. 多くの参加者が集まったA1号館11階ラウンジ

 定員100名を超える多くの参加があり、遠くは東京や山梨からお越しの方もおられました。

2.  瀬戸係長(文部科学省)のごあいさつ

3. 黒川礼子(IB機構)先生による基調講演

また生徒、保護者、学生、教員、地方行政、企業など、参加者の背景も多様で、午前は全体講演・パネルディスカッション、午後は5つの分科会で対話型授業体験と質疑応答が盛り上がりを見せ、IBへの関心の高さが感じられました。

4. パネルディスカッションでは活発なやり取り

5. 午後のMYP(中学校教育)分科会

6. PYP(初等教育)の分科会ではグループワークが盛り上がっていました

以下、参加者の感想からもIBへの関心と地域の教育や諸課題との関連がうかがえます:
①「とても学びの多い時間をありがとうございます。教育現場だけでなく私たちの仕事にも活かせると知り、もっとIBを学びたいと思いました。」
②「一緒に行った人たちも、とても感銘を受けていました。」
③「IBのことをわかりやすく説明してくれたのが良かった。もっと聞きたいと思った。」
④「IBの歴史が短時間で理解できた。」
⑤「公立のことや行政の話や文科省の政策や国が求めていることなど、気になる話を興味深く聞けた。」
 パネリスト&講師を務めたダッタ先生いわく「日本の教育改革が探究を基盤とした深い学びに向かっているこの時期に、その教育を半世紀以上前から展開するIBが一つの示唆になります。IB を学んだ生徒、学生や教員が、それぞれの学校や状況で地域人材やグローバル人材育成に不可欠な資質・能力、コンピテンシーを身につけることを目標にして国の政策に関わって来ました。国全体や中国地方のIB教育や教育界がどのように時代について行くのか、見守っていきたい。」とのことでした。


 7月24日理大ホールで春学期の実技科目「ピアノ奏法Ⅰ」の発表会が行われました。
9割がピアノ初心者の1年生。入学から3か月半、講師の先生方に個人レッスンを受けながら一生懸命練習した成果を、大きなホールで披露しました。
フォスターの「スワニー河」「草競馬」バッハの「G線上のアリア」など、バラエティ豊かな曲目で、聴いている方もワクワクしながら聴くことができました。
 演奏が終わりほっとした様子の学生たちは,「入学した時はピアノを弾けるようになるか心配だったけど、思った以上に弾けるようになって嬉しい」など、やりきった喜びをコメントし合ったり、指導してくださった先生方に講評をいただいたりしていました。
 秋学期の「ピアノ奏法Ⅱ」では、弾き歌いに挑戦です。子どもたちと一緒に音楽を楽しめる授業ができるよう、さらに力をつけていってほしいです。(音楽担当:井本)