岡山理科大学 教育学部

卒業生の声卒業生の声

 卒業した先輩たちの声 
(順不同、随時追加して行きます)
 中学校の教員をしている父に憧れ、いつしか自分も同じ教員の道を志すようになりました。
 入学当初から教員を目指していた私にとって、理大教育学部での学びはとても新鮮で、いつも驚きや発見がありました。実践的な学びやグループ学習が多く、様々な領域のいろいろな考え方に触れたり、みんなで試行錯誤しながら模擬授業を考えたりしたことが特に印象に残っています。 また大学時代には、部活やアルバイト海外ボランティア学校支援ボランティアなど、自分の興味があることにもチャレンジしました。悩みや葛藤もたくさんありましたが、そうした経験を通して得たものは、今の仕事にも生かされていると実感しています。
 教師となった今、思うようにいかないこともあり、子どもにとって何がベストなのか、正解のない答えを日々探し求めているような感覚です。でも、それが上手く行ったときのうれしさは特別です。また、子どもたちの何気ない言葉に考えさせられたり、温かい気持ちになったりすることもよくあります。 個々の児童の実態に応じた指導というのは、実際行うとなると難しいですが、多くのやりがいを感じています。大学での学びや経験が、実践の土台となっているな…と感じながら日々教壇に立っています。
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川口 琴音さん 初等教育学科 20年3月卒業 愛媛県出身 小学校教諭(愛媛県)

大野 七輝さん 中等教育学科 21年3月卒業 岡山県出身 中学校国語教諭(岡山県)

 教員生活がスタートしてからの時間を振り返ると、失敗の連続であったと改めて感じます。授業はもちろん、学級担任や部活動の顧問としても「もっとこうしておけば良かった」と反省する場面が、この数ヶ月間で何度あったか分からない程でした。そして、分からないことに直面しては混乱したり動揺したりと、落ち着く間もなく過ごしてきました。
 そのような日々の中で、大切にしていることがあります。それは、人とのつながりに感謝することです。先輩の先生方は、私が質問した際、真剣に耳を傾け、必要に応じて的確なアドバイスを下さいました。また生徒たちからの何気ない会話や生活ノートでの一言で、元気をもらったり笑顔になれたりしました。同期の先生には、悩みや不安の相談相手になってもらいました。多くのつながりに支えられ、何とか1学期を乗り切ることができたといえます。 教員となって数ヶ月、人とのつながりを今まで以上に強く感じることができました。そして、これが教員の魅力の一つではないかと考えます。人とのつながりは、生きていくうえで必要なものです。多くのつながりに支えられていることを、教員として生徒たちにも伝えていきたいです。
 岡山県の中学校の英語教員として教壇に立っています。教師という職に就き教科指導はもちろん、担任として、部活動の顧問として、様々なことを経験させてもらっています。日々の生活の中で、生徒とともに学び、努力をしています。実際に教壇に立ってみて、授業をすることや生徒と関わっていくことの難しさを実感することが多くあります。人を教え、育てるということは大変なことであると身をもって経験をしました。しかし、日々の学校生活の中で生徒たちと関わり成長をしていく様子をみて、私の授業を一生懸命に受けてくれている姿をみて、頑張ろうと思うことができます。そこに教師としてのやりがいを感じています。
 これから、英語の授業をしていくにあたり色んなことを実践していきたいと考えています。そのためには英語を様々な視点から考える必要があると思っています。私は大学で様々な視点から英語を学びました。その学びを授業づくりに活かしていきたいと思っています。大学で学んできたことを自分の礎として、これからの学校生活に役立てていきたいです。
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井本健史さん 中等教育学科 21年3月卒業 岡山県出身 中学校英語教諭(岡山県)

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栗坂怜弥さん 中等教育学科 21年3月卒業 岡山県出身 中学校英語教諭(岡山県)

 教壇に立って数ヶ月、大学生だったのが遠い昔のように感じるほど、毎日充実した日々を送っています。
  教職に就いてみて、改めてコミュニケーションを取ることの大切さを感じています。教師になると生徒とはもちろん、同僚の先生、保護者など様々な立場の人と深く関わります。特にチームとして職務にあたる同僚の先生とは、より強固な人間関係が必要になります。
  4月当初は分からないことが多く、先輩教員に何回も質問することが申し訳なく思い、積極的に行動できませんでした。しかし「分からないことを質問できるのも1年目の特権。2年目からは分っている前提で周りは接するから今のうちに聞いてほしい。」と先輩教員から助言がありました。これをきっかけに、積極的に周りと接する意識が持てました。この意識は対教師だけでなく、対生徒にも繋がり、積極的に生徒とコミュニケーションが取れるようになりました。すると、生徒同士の人間関係が不思議と見えるようになり、自信を持って生徒指導ができるようになりました。
  社会人になると、”大学生のうちにやっておけば良かった”と思うことが山のように出てきます。時間はあるようでありません。受験生の皆さんも「学生」という立場で、今しかできないこ考えながら、有意義な学生生活を送ってください。
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青井 考起さん 初等教育学科 20年3月卒業 岡山県出身 中学校英語教諭(岐阜県)

  中学生の頃から教員になることが夢でした。「大学行ったら勉強頑張って、教員採用試験に絶対現役合格してやる!」そんな思いで岡山理大教育学部に入学しました。
 ですが、思うようにはいかず、1年生のときは勉強よりも遊びに夢中になってしまいました。毎日が楽しく、つい勉強など忘れて遊んでしまいました。
 2年生に進級した頃、チューター(担任)の先生が僕に声をかけました。「この成績で、お前はほんとに教員になりたいのか?」「ハイ、できれば英語の教員になりたいと思います」「英語?英検とかは取ってる?」「ハイ、高校で2級を取りました」「なるほど、意外に力はあるんだな。ということは可能性あるな。まだ間に合うな。じゃあ今日から友達付き合いとか全部リセットして頑張ってみるか?」と。その時、自分が大学に入った本来の目的を思い出しました。それからは、一つの授業も無駄にせず、必死に勉強し、初等教育学科にいながら中・高英語免許の同時取得に挑みはじめました。
 そんな中、中等教育学科の英語科教育法の授業で衝撃を受けました。こんなに楽しくて、興味が湧く英語の授業を受けたことがありませんでした。そして、こんな魅力的な授業を展開できる教員に自分もなりたいと強く思うようになりました。それ以降、中学校の英語の先生になることだけを目標にしながら、教員採用試験まで必死に勉強し、無事現役で合格することができました。
 私が教員になれたのは、このような先生方の理解と支えがあってこそです。理大教育学部に対して思うことはただ「感謝!」です。
岸本2

岸本 行成さん 初等教育学科 20年3月卒業 広島県出身 小学校教諭(広島市)

 他大学受験に失敗し、入学当初は完全にふてくされていました。そんな私に残されたのは「教採一発合格」という目標だけでした。とはいえ、一回生の頃から着実に勉強を進めていた訳ではありません。漠然として、何から始めればいいのかも分かっていませんでした。だから、とりあえず先生方に言われたことを片っ端からやってみることにしました。アルバイトでは、学童保育や家庭教師、塾講師、放課後デイサービスなど教育に関することを中心に子ども達と様々な形で関わってみました。
 そんな中で一番やりがいを見出したのがNPO活動での「人との繋がり」です。子ども達だけでなく様々な大人の方と関わる中で「自分らしさ」に気づかせてもらいました。自分で気づけないことを周りの人が気づいてくれる環境を学生時代に作れたことは、私にとって大きな財産です。おかげで教採にも自分を客観視することで自信を持って挑戦し、合格することができたのだと思います。
 岡山理大での生活を終え、地元広島市での教員生活二年目を迎えています。一年目は、同僚との実力差に悩み、苦しみましたが、自分の「やりたいこと」と「できること」を天秤にかけながら、子供たちの成長のお手伝いを精一杯した年でした。二年目になり、研究授業をはじめ校内で何かを任される機会が増え、充実感とともに、学生時代の経験が私を助けてくれていると感じています
 教員を目指す皆さん、自分の道は自分でしか切り開けません。自分に必要なことを自分で考えながら行動し、価値ある4年間を過ごして下さい。

浅野 政哉さん 中等教育学科 20年3月卒業 高知県出身 吉備土手下麦酒醸造所(岡山市)

 工業高校建築科を卒業し、理大教育学部へ進学しました。1年生の頃は、普通科出身の友人達より基礎的な知識が不足しており、講義で当たり前に出てくる言葉に驚き続けていたことを覚えています。
 授業に食らいつくことに必死だった1年間を終え、2年生になり少し余裕が出てきた頃に現在の職場でアルバイトを始めました。塾講師や家庭教師のバイトも考えましたが、子どもの相手だけでなく、大人の集まる場所で社会経験を積んでみようと思ったのがきっかけでした。
 私の職場は普通の居酒屋に比べ、ご家族で来店される方が圧倒的に多いと思います。子どもの頃家族で来ておられた方が成人して県外に就職され、毎年お正月にお顔を見せて下さるケースもあります。創業時から地域に根ざした地ビール屋をコンセプトに経営してきた所以だと思います。
 このような地域に根ざした地ビール屋を地元高知で開き、高知にも地ビール文化を拓くことが今の私のです。理大での学びの中で地域と関わり、子どもにとって地域が想像以上に大切なものだということを学んだからこそ、地域と繋がって生きることに魅力を感じにまでなりました。ゆくゆくは「子ども食堂」のような活動にも参加し、社会貢献にもつながる店を作ろうと、精進の日々です。
 教育学部に入ったら絶対に教員にならねば・・ということではないと思います。一度切りの人生、色々なことを経験し、に出会い、それを実現するためにどうすれば良いのかを自分自身で考えながら学生生活を楽しんでもらえたらと思います。

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