初等教育学科
初等教育学科
 12月16日(金)、先月に行われた初等教育学科PAクラス料理バトルの総括が行われました。
 1班から5班まで、それぞれが自分たちの作った料理を紹介。材料作り方力を入れたポイント失敗ポイントなど、プレゼンソフトを使って懸命にプレゼンしました。
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 試食した先生方の採点により、1班の優勝は決まっていましたが、負けた班もめげることなく、自分たちの料理の良い点を積極的にアピールしていました。中には、「もう少し反省した方が良いのでは?」と思わせるプレゼンもあり、認識の差があるな~・・・と^^;。
 最後に担任の松岡先生が、「もう少し自分に厳しい目を向けた方がいい。今まで褒められることに慣れて来たかも知れないが、褒められてばかりじゃ成長しないだろ?と問いかけ、料理の準備プロセスや当日のメニュー、プレゼンの作り方についてやや厳しい指摘を行いました。
 新しい試みとして手探りで進めてきた「探究ゼミⅠ」も、年明けの1回を残すだけになりましたPAクラス最終回は、4月からの自分の変化について1人あたり3分間のプレゼンを行い、1年間の学びを総括します。
 11月10日(木)中等教育学科(英語国語)の学生約20名が小中高一貫校である広島加計学園英数学館中・高等学校を訪問し、中高の英語(イマージョン方式)国語、さらにIB(国際バカロレア)授業を見学させていただきました。
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 ネイティブの教員が英語で教科教育をするなど特色ある授業の見学、及び永留校長先生とのディスカッションを通して、学生たちは様々なことに気づき、学んだようです。
 見学後の学生レポートによれば、「授業における教員の工夫」や「生徒への積極的な問いかけ」、「教材に入る前の話の導入の仕方」など、教員を目指す立場で見学すると、自分が生徒として授業を受けていたときには見えなかったものに気づくことができたようです。「いかに生徒の興味・関心を引き出すか」について、見学を通じてその重要性を改めて認識した学生も多かったようです。パソコンを活用した授業の方法に興味を引かれた学生もいました。授業の指導案を見せていただけたことも、大いに学生たちの勉強になりました。英語で授業を受け、英語で発言する生徒たちの姿を見て、「自分の英語力はまだまだ足りない」「自分も英語で授業ができるようになりたい」今後の学習への意欲を燃やす学生もいました。
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 IB授業は初めての経験でしたが、事前に校長先生からIB教育の理念について説明していただいたことで、「生徒の積極性を育む上でのIBの有効性」や「IBの教育法に対する強い関心」など、多様な教育の方法への視野を広げてくれました。
 授業見学後は、校長先生を交えたディスカッションの時間を設定していただき、貴重な お話を聴くことができました。教員を目指す学生たちは、これからの大学生活をいかに過ごすかについて、確かなヒントを得られ、特に「教師とは一生学び続ける者」「学生時代にたくさんのことを経験して下さい」という校長先生の言葉は、彼らの胸に強く響いたようです。  今回の経験を活かした、彼らの今後の頑張りに期待したいものです。
 11月25日(金)。先月の初等教育学科PBクラスに続きPAクラスも朝食づくりを行いました。今回のテーマ”秋の朝食バトル”。ただ作るだけではなく、どのグループが一番美味しいかを決しよう!ということで、秋をテーマにした朝食づくりにそれぞれの班が取り組みました。
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1. 調理開始

 
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2. どんなものができるのやら・・

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3. ぼちぼち出来上がりが見えて来た様子

  
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4. 出来上がりを学部長・小川先生・松岡先生が審査します

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5. 最後はみんなで食べ比べ

  サツマイモカボチャきのこなど、秋らしい食材を盛り込みつつ班ごとに個性ある内容でした。
 丁寧に作られた粕汁煮魚あり、焼き魚卵焼き、液体つゆを薄めただけの大胆な吸い物o_o; どう名付ければいいのかよく分からない和え物など、豊富すぎるバリエーションに、審査する先生方も微笑みながら戸惑っていました^^;。
 今回のバトルを通じて、イベントを行う際のテーマの決め方や準備、片付けなどの一連の流れを何となく掴めたように思います。
 次回は結果発表とリフレクションを行い。より充実した活動のあり方を学生自身で考えていきます
 11月13日(日)に本学の大学祭企画「科学博物園」(地域の方に開放された科学イベ ント)が行われました。その中で、「科学ボランティア実践指導Ⅰ」の受講生(計62 名)が12のブースを出展しました。
 他学部の学生に交じって初等教育学科の学生も16 名が出展、主に子どもたちに科学実験などの体験をしてもらいました。実験テーマは 班ごとに学生が決め、指導教員の助言を受けながら、材料集めから当日の進め方の検討まで、1か月半ほどの期間で準備を進めてきたものです。
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kahaku_1    当日は400人以上のお客さんが来場し、大いに
科学の楽しさを伝えることができました。学生に
とっても、子どもと触れ合ったり、子どもにも分
かるような説明になるよう工夫するなど、貴重な
体験ができました

 ※残りの初等の学生5名は11月27日サイピア
でブース出展をします。
 百人一首言えば、中学・高校現場でも行事として親しまれている日本古来の遊びです。そしてそれは国語教員が活躍する場でもあります。 11月4日国語教育コース「探究ゼミⅠ」にて、学生企画による百人一首大会が行われました。名付けて曰く、“百人一首カルタ「ちはやふる」”
 「日本の文学にふれよう」という目的で発案されたこの企画は、ただ遊ぶだけではありません。まず百人一首を学ぶ上で重要なポイントをピックアップし、各班で選んだ項目について調べ、資料を作成し発表。歌人について、歌の分類について、遊戯法歴史についてなど、百人一首に関する様々な知識を深めます。 そして事前学習を経て迎えた本番。まず予選(散らし)を行い、成績順に3つのグループに分け、各グループで決戦(源平)を行いました。
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100-1-2  ふだんの授業とはやや趣を異にしたイベント意外な学生思わぬ活躍を見せるなど、白熱した試合が繰り広げられました。
 今回体験した百人一首の楽しさを、将来自分の生徒たちへもぜひ伝えてほしいものです。
 10月16日()、涼やかな空の下、第一回となる教育学部運動会が笹ヶ瀬キャンパスで行われました。PAPBPC中等4チームに分かれ、リレー、玉入れ、綱引き、障害物競争などの熱戦が繰り広げられました。
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1. クラス対抗二人三脚リレー

 
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2. バトンの受け渡しが結構手間取る・・・

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3. 大学生だけど小学生の気持ちで玉入れ

 
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4. 意外にムキになる綱引き

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5. クラス対抗リレー(担任も走りました*o*;)

 
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6. 最後はみんなで記念撮影

 学生自身の企画自由参加ということもあり、連絡や意思疎通が不十分だったり、アルバイトやその他の所用で参加できなかったり・・・と、色々ありまして、参加率は70%ともう一息でしたが、みんな一生懸命に走り、投げ、跳び、化け(?)[仮装行列]、盛り上がりました
 授業でも何でもない学生の活動ですが、きっと何かを学んでいると思います。そんな若者たちのありのままを大人のおせっかいや演出抜きで受け容れ見守る岡山理科大学教育学部ですーoー;。
 初等教育学科PAPBPCの3クラスに分かれています。「探究ゼミⅠ」大学生らしく生きるという大テーマだけが共通で、実際に何をするかはクラスごとに決めて行くので、内容がそれぞれ違ってきます。
 9月30日PBクラスでは、「大学生なんだからちゃんと自分たちで朝食を作ろう」ということで、まだ誰も使ったことのなかった家庭科室を使って朝食づくりを行いました。
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1. 調理開始!

 
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2. 豚汁です。

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3. 出来たので食べます。(白飯と豚汁です)

 
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4. こっちの班はチャーハンと豚汁です。

 基本的なメニューは「ご飯とみそ汁」だったのですが、みそ汁を豚汁に変更したり、ご飯をチャーハンに変更したり、朝食にしてはややコッテリ感のある内容に仕上がっていました。
 思いがけず手際の良い男子がいて上出来の班があったり、反対に料理の腕が開発途上の男子ばかりで、超ヘルシー(ほぼ味付けゼロ)な”謎の創作料理”になった班があったりと、悲喜こもごも(?)でしたが、無事に金曜1限の一コマで完了出来ました。9Fの廊下にはしばらくの間いい匂いが漂ってましたよ^^
 さて、この活動から彼(女)らは一体何を学んだのでしょうか?そこが探究ゼミの本質です。

 9月24日(日)。さわやかな秋の晴天の旭川河畔で、記念すべき第一回カヌー実習(探究活動ⅡA)が行われました。岡山カヌークラブの皆さんには大変お世話になりましたm(_ _)m)
 当日はNHK岡山KSBOHKと、3つのテレビ局が取材に来てくれました。(お昼のニュースや夕方のニュースで流れましたよo^0^o

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1. まずは80名の受講者に点呼・朝礼・諸注意です。

 
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2. 最初は5艇ずつ、インストラクターに牽引してもらって真っすぐ進む感覚を身につけます。

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3. 15艇連結で、円状に旋回してみます。

 
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4. 感覚が掴めたら、1艇ずつそれぞれのペースで岸へ戻ってきます。

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5. その頃、他の班は岸辺で水生生物観察実習。(あくまで授業ですから^^;)

 
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6. こうなったら、岸辺のゴミ拾いも・・・(非常に大事なことです)

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7. カヌー実習の締めくくりは15艇×6人の「駅伝」。 第一漕手が必死にスタート!

 
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8. 駅伝なので、艇は乗り換え、ライフジャケットも受け渡し、次の漕手をみんなでサポートして送り出す。(F1か?!)

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9. 終わったらまずは撤収準備をすませて・・・。

 
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10. 最後に反省会優勝した15班表彰「探究活動ⅡAカップ争奪」ということで、カヌーにちなんだカップ麺の贈呈。(ダジャレか…orz)

翌日はみんなグッタリ気味でしたが、「楽しかった~」笑顔でした^^。

 今年の夏休み、早くも一期生ボランティアとして活躍しました

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化石レプリカづくり(美作市)

 
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虫捕りの指導(美作市)

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科学大好き岡山クラブ

   8月17日には美作市(岡山県北部)の教育委員会から委託されて行っている「不思議発見ツアー」に初等教育学科の学生3名(女子1名、男子3名)がスタッフとして 参加し、現地まで行って小学生の実験やフィールドワークの補助を行いました。主な活動は化石レプリカづくりの指導、現地の植物を使った実験や虫捕りの指導でした。
 8月19日には本学で行われた「親子科学教室」(たのしい授業体験講座実行委員会主 催)に男子2名が参加し、科学教室の補助や休み時間の体験ブースを担当しま した。
 8月28日には岡山大学で行われた科学Tryアングル岡山主催の「科学大好き岡山クラ ブ」に男子1名が参加し、ものづくり体験ブース「がんこなビー玉」を担当しました。
 この他にも、本学図書館主催の「サマー・スタディ」(小中学生対象の夏休み宿題 応援企画)や、近隣の小学校で「学校支援ボランティア」等に参加し、学生自らが授業外での学びをどんどん進めて行ってます。
 8月6・7の両日、本年度第二回オープンキャンパスを開催しました。
両日とも晴天に恵まれた夏の暑~い日でしたが、教育学部イベントには、県内外からあわせて72名高校生28名保護者の皆さんが参加されました。
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 最初に学部全体のコンセプトや特徴についての説明を聞いて頂いた後、各コースに分かれてイベントに参加してもらい、1期生との触れ合いも含めて”プチ理大教育学部体験”をして頂きました。
 25号館4Fのブースにも入試のことや学生生活などについて個別に相談に来られる方もおり、家賃相場近所のスーパー医院の場所アルバイト先の選び方などなど、可能な限りお答えしました。
 本年度のオープンキャンパスはあと1回、9月25日(日)に行われます。まだ理大教育学部をのぞいていない方、一度参加したけどもっと聞きたいことがあるという方、どなたも大歓迎ですのでぜひご参加下さい!