初等教育学科
初等教育学科
 1月20日、1年生の通年授業「探究ゼミⅠ」本年度最終回を迎えました。
4月のスタートから夏までは、何冊もの読書とプレゼンを繰り返して知の引き出しと表現力を鍛え、秋学期からはグループ活動で様々な取り組みを行いました。
 今日は、それぞれがこの1年間でどう変化したのか、そして今後どうして行きたいのかを3分間でプレゼンします。
 入学前には授業について行けるか不安だった人、一人暮らしで親のありがたみを思い知った人、同じく一人暮らしでお金の使い方に注意を払うようになった人、自炊を頑張るようになった人、読書の面白さに目覚めた人・・それぞれの変化を語ってくれました。最初の頃は「3分」がなかなか難しく、1分半で終わってしまったり、5分かかってしまったりとバラバラでしたが今回はみんなほぼ3分でキッチリと収まっていました。(成長してますねー☺)
 探究ゼミⅠでは、学生の思い付きと行動を大事にします活動の場は学外もありの何でも来いです。きっと楽しい時間になったことでしょう。
 4月からは「探究ゼミⅡ」ということで、仲間と共にさらに多くの学びを繰り広げて欲しいです。
今年度の教採ですが、小学校の好調が続いています。
詳細はまた後日UPしますが、現役合格は最高だった昨年並みの22名(実数)です。
 一次からの最終合格率は71%みんな頑張ってくれました。
10月9日に発表された、英国の高等教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education [THE])の「世界大学ランキング2025」において、理大が総合ランク1501+、日本国内でランクインした119大学のうち63位タイとなりました。世界には約23,000校の大学があり、日本国内にも約800校の大学が存在しますが、そのうちランクインしているのは世界全体で2092校日本だけで119校。今回の理大のランクインは、中・四国の私立大学初の快挙です。受験偏差値と大学の本当の中身は必ずしも連動しない、という一つの証左になるかと思います。
 詳しくはこちら[全学のページ]をどうぞご覧下さい。

 

 9月28日(土)10:30 ~、国際バカロレア教育(IB)の意義や歴史、教育内容について理解を深めるための文部科学省「2024年度 国際バカロレア教育地域セミナー in 中国地方」A1号館を会場に開催されました。教育学部からはダッタ先生がパネラー兼分科会講師として出席しました。
 会場には中国地方をはじめ、全国からIB教育の最前線で活躍する教員、管理職、教育委員会関係者や文部科学省の関係者などがお集まり下さいました。

1. 多くの参加者が集まったA1号館11階ラウンジ

 定員100名を超える多くの参加があり、遠くは東京や山梨からお越しの方もおられました。

2.  瀬戸係長(文部科学省)のごあいさつ

3. 黒川礼子(IB機構)先生による基調講演

また生徒、保護者、学生、教員、地方行政、企業など、参加者の背景も多様で、午前は全体講演・パネルディスカッション、午後は5つの分科会で対話型授業体験と質疑応答が盛り上がりを見せ、IBへの関心の高さが感じられました。

4. パネルディスカッションでは活発なやり取り

5. 午後のMYP(中学校教育)分科会

6. PYP(初等教育)の分科会ではグループワークが盛り上がっていました

以下、参加者の感想からもIBへの関心と地域の教育や諸課題との関連がうかがえます:
①「とても学びの多い時間をありがとうございます。教育現場だけでなく私たちの仕事にも活かせると知り、もっとIBを学びたいと思いました。」
②「一緒に行った人たちも、とても感銘を受けていました。」
③「IBのことをわかりやすく説明してくれたのが良かった。もっと聞きたいと思った。」
④「IBの歴史が短時間で理解できた。」
⑤「公立のことや行政の話や文科省の政策や国が求めていることなど、気になる話を興味深く聞けた。」
 パネリスト&講師を務めたダッタ先生いわく「日本の教育改革が探究を基盤とした深い学びに向かっているこの時期に、その教育を半世紀以上前から展開するIBが一つの示唆になります。IB を学んだ生徒、学生や教員が、それぞれの学校や状況で地域人材やグローバル人材育成に不可欠な資質・能力、コンピテンシーを身につけることを目標にして国の政策に関わって来ました。国全体や中国地方のIB教育や教育界がどのように時代について行くのか、見守っていきたい。」とのことでした。


 7月24日理大ホールで春学期の実技科目「ピアノ奏法Ⅰ」の発表会が行われました。
9割がピアノ初心者の1年生。入学から3か月半、講師の先生方に個人レッスンを受けながら一生懸命練習した成果を、大きなホールで披露しました。
フォスターの「スワニー河」「草競馬」バッハの「G線上のアリア」など、バラエティ豊かな曲目で、聴いている方もワクワクしながら聴くことができました。
 演奏が終わりほっとした様子の学生たちは,「入学した時はピアノを弾けるようになるか心配だったけど、思った以上に弾けるようになって嬉しい」など、やりきった喜びをコメントし合ったり、指導してくださった先生方に講評をいただいたりしていました。
 秋学期の「ピアノ奏法Ⅱ」では、弾き歌いに挑戦です。子どもたちと一緒に音楽を楽しめる授業ができるよう、さらに力をつけていってほしいです。(音楽担当:井本)
 先日、初等教育学科体育科教育ゼミで、いま話題の屋内型スポーツを体験しようと大阪まで行ってきました。
そして、その種目の何が“おもしろいのか”なぜ“おもしろいのか”どうしたらもっと“おもしろくなるのか”楽しみながら真剣に考えてきました。

↑ハンドボールをモチーフにしたシュートゲームです。テクノロジーの力が達成感やくやしさの感情を高めてくれます。

↑バーチャルプールに没入した競泳です。本物の水の中とは少し違った技能が求められるので、その場でコツをつかむことがポイントです。

↑サッカーのPK。相手との心理戦がスリルと緊張と、読みが当たった時の達成感、外れた時のがっかり感を高めます。

 近年、eスポーツをはじめ、”スポーツの概念”多様な広がりを見せています。「スポーツ=競技=がんばる」だけではないという理解をもとに、学生それぞれでゼミの研究テーマを深めています。
 先月、吉本のラニーノーズさんから手ほどきを受けた漫才
その1年生たちの成果発表「初等漫才フェスティバル2024」7月5日(金)、理大ホールで行われました。
 前回の漫才講座以降、各コンビで練習を重ね、3分間の漫才を作り上げました。
会場には先輩学生たちも観覧に訪れ、大いにウケていました。今年の1年生のパワーを感じた瞬間です。
 きっと人前で堂々と表現できるプレゼン力が鍛えられたと思います。楽しかった~
グループ校でIB認定校の岡山理科大学附属高等学校と、英数学館小・中・高等学校主催IBワークショップ7月20(土)・21日(日)2日間理大を会場に実施されます。(教育学部も協賛です)
 概念型探究の考え方や実践について関心のある学校関係者の皆さん、是非ご参加下さい
下記資料内リンクからgoogleフォームで申し込めます。
概念型探究ワークショップのご案内 [PDF]
6月6日高大連携講座の一環で、理大附属高校1年生の皆さんが理大教育学部に来てくれました。
この日は中等教育学科長のダッタ先生「問いは知識のエッセンスか?」という趣旨で、探究的な学びの重要性について、自身の経歴を交えた多彩な内容で講義を行いました。
高校生たちからは「なぜ教員になったのですか?」などの質問が投げかけられ、みんな真剣に話を聞いてくれていました。
 5月31日。昨年に引き続き、理大教育学部は今年も教育漫才やります。
今回の講師は吉本のコンビ芸人「ラニーノーズ」のお二人。

1.最初に「自己紹介」兼「模範」の漫才を披露

2.構成作家の北村さんから指示を受けワークショップ(ネタ作り)

3.出来たネタを実際に声に出して合わせる立稽古

4.ラニーノーズの二人が見守る中、ネタ披露

5.最後に出来栄えについて講評を頂きました

 一部実習と重なり全員揃いませんでしたが、初めて間近でみるプロのお笑いに、皆大笑いでした。
大急ぎでコンビを組んで数十分で「1分半の即席漫才」を作り上げるといういきなりの体験でしたが「どれもセンスがいい!」とお褒めの言葉を頂きました。
 この後学生たちは、さらにネタに磨きをかけ「3分の漫才」7月の発表会で披露することになります。
きっと多彩な表現力が身につくでしょうね。