准教授
以下の3つを研究の軸としています。
① 国語の授業実践に学びつつ、授業づくりの理論と実践について
② 教師が「教える」という行為(発問など)の理論について
③ 「授業研究」を通して、教師の力量形成の方法について
国語の授業を通して、子どもたちが「よりよく」なるプロセスについて実践的・理論的に研究しています。また、授業を支える要素や、授業で起こる出来事を「言語化」することで、教師と研究者が対話できる場の構築を探究しています。
メジャーリーグで活躍したイチロー選手が、引退会見で子どもたちへのメッセージとして、「自分が熱中できるもの、夢中になれるもの」を見つけることをあげました。この「熱中」「夢中」というのは、教育においてもキーワードになります。みなさんのなかには国語の授業が好きな方もいれば、そうでない方もいるでしょう。得意・不得意もあるかもしれません。大学で学問や実際の教育現場に触れ、探究することで、一見ネガティブに見える体験であっても、子どもたちを夢中にする授業づくりのエネルギーに変えることができます。
ぜひ岡山理科大学で、充実した学生生活を送ってください。お待ちしています。
広島大学大学院教育学研究科 博士課程後期 修了 博士(教育学) 帝京平成大学助教、奈良学園大学講師、准教授などを経て、令和4年4月より岡山理科大学教育学部初等教育学科准教授。