教授
学校を「社会の縮図」と捉え、Equality through Diversityを理念として掲げています。健康面としての命はもちろんのこと、「子どもを死なせない」を第一に、子どもの能力・個性・人間性を生き生きと発揮することができ、成長できる教育現場及びコミュニケーション環境の構築の実現とその実現へのプロセスに関して研究しています。この研究は、学校現場に限らず、学校を取り巻く、地域社会、国、世界と人間関係のあらゆる範囲を想定して、「学校は社会の縮図」と捉えた実践的研究です。身近な地域を理解するために、その暮らしに根差した「生き方そのもの」を「食と農」の切り口から、理解し、域産官学連携での協働型ソーシャルトランスフォーメーションの実装に教育分野を基盤に実取り組んでいます。自然の力、人間の力、学問の力の3つの力を駆使してより良い教育の仕組み、あり方を実現していく取り組みです。すべての関係者とのかかわりあいを異言語異文化コミュニケーションとして理解し、Equality through Diversityの実現に向けての教育プロジェクトを日本語と英語で実践しています。
大学時代は、人生の最大の挑戦の時で、誰もが内面に秘めている才能を開花させることができる特別な時期です。高校時代までに培ってきた自らの基盤をもとに、大学からは、大いにやりたいことに挑戦し、喜怒哀楽のすべてが揃っている豊かな経験をして、存分に自らを開拓して、自らの人生の保証の種を育ててください。まずは手始めに、大学周辺地域で農業を一緒にやり、地域の恵みの豊かな食を楽しみつつ、自分の興味分野を掘り起こし、自らの研究の大輪の花を共に咲かせませんか。
私塾の寺子屋「ロゴスIES」を立ち上げ15年運営したのち、慶應義塾大学環境情報学部に入学。同大学院政策・メディア研究科修士課程を修了後、慶應義塾大学環境情報学部准教授として、英語セクション及び教育に20年間携わり、2025年4月より岡山理科大学教育推進機構教授に着任、現在に至る。
y-hasebeous.ac.jp