7月27日(水)、1~2時限に春学期科目「ピアノ奏法Ⅰ」の最終試験を兼ねた発表会が行われました。
受講者はほぼ全員が初等教育学科の学生で、ほとんどがこの4月からはじめてピアノを習い始めました。
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「ホールのような広い場所で、みんなの前で演奏する経験をしてもらいたい」という井本先生の発案で、25号館8Fの理大ホールを借りました。そして仲間の受講者と教育学部の先生方が、学生の奏でる旋律に耳を傾けました。 標準バイエルの56~66あたりを弾く人が多かったのですが、中には100番台やブルグミュラー、さらにはショパン、ドビュッシーなどを弾く強者(?)もおり、いつもと少し違った一面がみえたような気がしました。 秋学期の「ピアノ奏法Ⅱ」では、弾き歌いに挑戦です。多くの教員採用試験で課せられる課題を難なくクリアできるよう、底力をつけて行きます。 | ||
教育学部では、「理系の大学にある」という特長を生かし、初等・中等を問わず科学リテラシー教育に力を入れています。
7月16日(土)には、春学期科目「科学・工作ボランティア入門」の発表会が行われました。この科目は4~5名の班に分かれて「子どもでも楽しめる実験」を企画・準備し、受講生同士で披露し合うというものです。
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この科目は全学開講科目ですが、教育学部生も大勢(初等45名・中等3名)受講しています。 当日は、お客さん役の受講生や一般参加者とクイズ形式でやり取りをしながら、活気ある発表ができ、科学の知識の向上とともに、プレゼンテーション力も向上できたようです。秋学期には、地域の子どもたちの前で実験を行う「科学ボランティア実践指導Ⅰ」も開講されます。 | ||
4月からもう3か月経ちました。
日々頑張る一期生の生の声を「在学生の声」に掲載しています。
ぜひご覧下さい。
6月20日(月)。理大附属高校教育学科の2年生が見学に来てくれました。
最初に、真新しいA1号館1Fのプレゼンテーションルームで松岡先生から学部の全体説明と、大学選びのポイント等について説明した後、「ぜひ英語の話も」というリクエストにお応えして英語教育コースの奥西先生が、海外大学との連携プログラムや語学力向上を中心とした、理大教育学部での英語の学びの特徴について説明しました。
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今日は中等国語教育コースの授業の一コマです。一年生春学期の「漢文学概論」では、その後の学修の基礎となる漢文学の歴史を学びます。
この日のテーマは「漢代の詩文」。20ページを超える資料を配布し、90分の授業を「足りない、足りない!」とつぶやきながら、文字通りノンストップで熱弁をふるう奥野先生を相手に、学生たちもついて行こうと必死です。^^;
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訓読の訓練を中心とした高校までの授業とは異なり、大学の授業では、漢文学の世界を「語る」ことができる先生を目指して、様々な知識を学んでいきます。 国語教育のエキスパートをめざして、学生たちは一年生の時から、数千年の歴史を誇る果てしない漢文学の世界と日々格闘です。これに古文と現代文も加わり、三つ巴の脳内バトルが繰り広げられます。 頑張れ一期生! | ||
6月7日(火)。教育現場観察実習の第一陣15名が、岡山市立伊島小学校で実習を行いました。
最初に校長先生から心構えや諸注意についてお話を頂き、続いて教頭先生と教務主任の先生から学校の特色や取り組み、そして校内についてのガイダンスを受けた後、4つの学級に分かれて観察を行いました。
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はじめての学校現場ということもあり、皆緊張の面持ちでしたが、それでも授業の様子や先生たちの様子をメモを片手に熱心に観察していました。 | ![]() 観察後のリフレクションでは、「授業の始まりに先生がこんな語りかけをしていた」「子どもの発言から次の展開を引き出すのは見事だった」など、気づきを共有していました。 | |
観察実習はこの後さらに4つの小学校で実施し、秋学期にも行います。現場に触れる中で、教職に向けた意識を自然に高めていきます。
6月5日(日)。岡山県生涯学習センターで、毎年恒例大学コンソーシアム岡山主催の「日ようび子ども大学」が開催されました。県内16大学と6つの団体が様々なコーナーや教室を開設。岡山理科大学は、初等教育学科の高原先生が「ドライアイスで遊ぼう!~もくもくホッケーとひえひえ空気砲」のコーナーを科学ボランティアの学生らとともに担当しました。
科学ボランティアには4月に入学したばかりの教育学部1期生3名も参加。子どもたちにドライアイスや空気の性質について教えたり、順番待ちの保護者の方々にコーナーの内容を説明したり、大学での学修とは違った活動に、懸命に取り組みました。
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![]() | 当日は大変な人出でしたが、終わった後は 「楽しかった~^0^」 と、手ごたえを感じていました。 理大教育学部はどんどん外へ出ていきます。 |
初等教育学科では、学校現場へ出かけて先生の仕事を観察する「教育現場観察実習」を 1年次から取り入れています。 岡山市内の5つの小学校の協力を得て、6月からスタートするのを前に事前指導が行われました。
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![]() | 最初に、教育実習の意義や観察実習の位置づけ等について説明が行われた後、 正しい挨拶の仕方や心構え等について全体指導が行われました。 その後、実習先ごとに5つのグループに分かれ、各校の担当教員が観察の観点や当日の行動について指導を行いました。 教育現場観察実習は、春と秋に行われます。学生は2つの異なる学校を観察する中で、 教職に対する理解を深め、自分が目指す教師像を具体化して行くことになります。 中等教育学科の教育現場観察実習は2年次に行われます。 |
理大教育学部は、とにかくアクティブな学びを推進しています。 その姿勢は実習・演習以外の講義系科目の学修にも現れています。
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例えば初等教育学科 紙田先生担当の「初等社会科内容論」。 この日は、地域学習の題材について考えるということで、大学周辺の法界院地区でフィールドワークを 行いました。 グループに分かれ、メモをとりながら地域の特色ある地形や建物の位置関係を調べ、地図をつくります。 「へー。こんな所にこんなものがあったんだ~!」と、いつもの通学路にも新たな発見が多くありました。 | ||
中等教育学科には、英語教育コース・国語教育コース共通の「現代人とことば」という授業があります。
これは、私たち日本人が普段何気なく使う言葉の背景にある歴史や文化(古語の名残や中国語・欧米語の影響など)に気づき、言語への理解を深め、英語・国語それぞれの学びに役立てようとする授業です。
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![]() | この日は、古典文学の山崎先生が担当する「”平成いろはかるた”をつくろう」の回でした。”犬も歩けば棒に当たる” の “いろはかるた”を、学生独自の感性でアレンジして語感を磨こうと、それぞれが頭をひねって新たないろはかるたを考案。「触らぬスマホにたたりなし」「可愛い子には彼氏がいる」など、面白い作品には歓声と拍手がおくられました。 |