初等教育学科
初等教育学科
 今回は、理大教育学部特徴的な授業である「現代教育課題研究」をご紹介。
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 「現代教育課題研究」は2年次必修科目で、初等・中等全ての学生が履修します。
担当教員は春学期に「現代教育課題論」を担当した黒﨑小川松岡奥西の5名。この5名が5グループに分かれた学生の教室を3週ずつローテーションで担当していきます。
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 取り上げられる内容は、“21世紀型の学力とは”“学習意欲を引き出す授業のあり方””理数教育とアクティブラーニング””少子高齢化社会を乗り切るためにはどうすればよいか””異文化・多文化を豊かな多様性と捉える”など。
 1週目に各教員がレクチャー形式で問題提起を行い、2週目はグループワークとプレゼン3週目には2週までの成果にさらに考察を加えた個別のプレゼンおよび1200字のレポート提出。これを5セット繰り返して授業が完結します。
 現代の教育がどのような社会的状況の中でどのような課題に直面しているのか、ただ教わって覚えるだけでなく自ら調べて考える力を養っています。
 10月30日第4回「地方創生レファレンス大賞」審査員会特別賞に、初等教育学科3年の橋本力君が選ばれました。https://www.libraryfair.jp/news/8303
 この賞は、図書館の行ったレファレンスサービスが「地域の課題解決に結びついた」「自治体の盛り上げに一役買った」という事例を集めて顕彰し、学び、図書館運営のノウハウや知恵を高めてゆこうと、文部科学省、公益社団法人日本図書館協会の協賛で「地方創生レファレンス大賞実行委員会」が毎年行っているものです。
 詳しい様子は本学広報ページ→にてご覧ください。http://www.ous.ac.jp/topics/try.html?438


  初等教育学科1期生(3年次生)教育実習ピークを迎えています。
これまで学んで来たことをどれだけ生かせるか、戸惑ったり現場の先生方に教えて頂きながら、試行錯誤の日々が続いています。
 教育学部では、隣接県より遠い県の出身者には岡山県内の協力校で実習をお願いし、岡山県および隣接県全ての実習先へ訪問指導を行っています。
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1. ひたむきに取り組む姿もあれば…(香川県内)

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2. あれ? 大学では地味なのに妙に調子がいいな…(岡山市内)

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3. おや、思いのほかサマになってるじゃないか・・・(兵庫県内)

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4. 休み時間になると実習生は大人気。「ドッヂしよう!鬼ごっこがいい!」と大賑わい(岡山市内)

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5. でもやっぱり先生に見られながらの授業は緊張する。特に道徳の授業は難しい…(岡山市内)

 日頃大学で見ている姿通りの学生もいれば、「え?こんな才能(センス)があったのか?」と、意外性を発揮する学生もおり、現場の先生方からの情報も併せて、指導するこちらにとっても大いに勉強になる重要な機会となっています。
 この実習を経て、教員を目指すかそれ以外を目指すか、学生の意識が明確に分かれ始めます
 ただ「なりたい!」だけでなく「できること」、つまり理想(希望)現実(適性)とのバランスをどこに見出すか・・・大事な時期を迎えます。
 とにかく、頑張ってほしいものです。
 9月23日(日) 今年3回目オープンキャンパスが開かれました。
7月台風の影響を受け、2日間のうち1日しか出来ませんでした。9月は例年人出が少なくなるので、「どうかな~」と思っていましたが、フタを開けてみれば、高校生の皆さんと保護者の皆さんあわせて46名の方々が教育学部まで来てくれました。
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初等教育学科の体験授業

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中等英語教育コースの体験授業

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中等国語教育コースの体験授業

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午後の部 在学生との語らい

 次回は10月28日(日)に、7月に実施できなかった分をフォローする形のオープンキャンパスが予定されています。出入り自由ですので、ぜひご参加ください
 教育学部では、オープンキャンパス以外でも常に見学希望に対応しています。ご希望の際は、入試広報部までお問い合わせください。
 初等教育学科3年次の春期開講選択科目(集中)「フィールド観察実習」を6月中旬に2週間かけて、県北の蒜山高原で行いました
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1. 旭川の下流域から上流域までの流速の変化を浮子と電子流速計の両方で計測し、両方のデータから様々な問題を発見しては議論に進みます。小学校教科書とは異なるデータの連続です。

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2. 蒜山高原の草原部の植物を観察します。

 この実習では旭川の下流部から上流部、さらに源流までを辿りながら、それぞれのポイントでの流速の変化と堆積物の様子を観察して行きます。本学の蒜山学舎で1泊した後は、中蒜山山頂からかつての広大な古蒜山原湖を鳥瞰し、座学では味わえない壮大なスケールの地史について論じました。
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3. 旭川の上流部の地層を観察し、地史の変遷を議論して います。

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4. 中蒜山(1,122m)に登り蒜山高原の形成について議論

 河川の中に脚を入れ、実際の流れを肌で感じながら流速測定し、実際の地層を手で触り脚で実際に山頂に登るという体験づくしの3日間は、将来の教育現場での安全面を重視した野外実習に必ずや生かされるはずです。
  6月1日(金)2限。全学1年生向けの「フレッシュマンセミナー」において、教育学部生4名が海外留学(研修)に関する発表を行いました。
 本科目は新入生に対して学生生活や勉強、研究、学外活動等さまざまな側面について情報を提供し、学生生活が充実したものとなるように設定されています。この日は”国際交流活動”がテーマで、なんと新入生にプレゼンを行う4名全員教育学部生でした。
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1. べトナムでのボランティアについて話す田中君(中等国語教育コース2年)。

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2. スリランカで様々な国から来たボランティアと交流した藤川さん(中等英語教育コース2年)。

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3. フィリピンの貧困問題について話す日高君(中等英語教育コース3年)。

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4. タイの児童養護施設について語る高橋君(初等教育学科2年)。

 それぞれ、春休み期間を利用した短期の活動で、行った国も様々でしたが、皆原稿を読み上げるような発表ではなく、会場に目配りしながら自分の言葉でしっかりと発表出来ていました。
 会場の反応はメッセージアプリでリアルタイムに届けられ、「費用はどの位?」「どうやってその活動を探したの?」など、1年生からの率直な質問が多く寄せられていました。
 今回は図らずも教育学部生のアクティブな姿を他学部にアピールすることになりました^^ 今後ともこの調子で様々な体験に挑んで欲しいものです
  HP担当者が多忙のため、ずいぶん更新が滞っています・・・–;
 それはさておき、今年も新入生を無事に迎えることができました。今回は受験生の動向が例年と異なり、果たして何人来てくれるのだろう・・?と不安もありましたが、フタを開けてみれば初等76+中等63139と昨年より1人増え、学部開設以来3年連続で定員130を充足することができました。
 そんな新入生を対象に4月6~7日、恒例の「新入生一泊研修」が玉野市のダイヤモンド瀬戸内マリンホテルで行われました。
 はじめに山中学部長からの挨拶や、その他先生方からの諸注意を受けた後、初等中等国語中等英語各コースに分かれて各人の時間割作成を行いました。アシストで参加してくれた先輩学生に教えてもらいながらですが、何とか数時間で一通りの履修計画ができたようです。
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18ippaku_5 夕食後全体でレクリエーション。ここでも先輩学生たちが盛り上げてくれました。

 翌日はまた朝から履修の最終確認の後に自由時間と昼食。海岸は非常に風の強い日でしたが、最後に全員で写真撮影をして研修を終わりました。
 1期生・2期生に負けない奮闘を期待しています。
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 学生たちの春休みもちょうど半分を過ぎたあたりで、理大キャンパスは静かな毎日です。
 今日は薄曇りの穏やかな日差しで、「春が近いな~」と感じます。
 ところで、教育学部のあるA1号館9Fからは岡山市の南部から南東部が一望できる(天気のいい日は海も小豆島も見えます)のですが、時々窓の外を眺めていると、「新幹線」が結構頻繁に往来していることに気づきます。
180309view_1 「のぞみ」が約15分間隔で運行されているとすると、上下で7~8分間隔。
 それに「ひかり」「こだま」を合わせると、本当に2~3分間隔で行ったり来たりしているように感じられます。[写真をクリックすると少し大きくなります]
 入学予定のみなさんは入学後に、高校生の皆さんはオープンキャンパス時にでも眺めてみて下さい。
 運が良ければドクターイエローも見えますよ^0^。(不定期ですが15時過ぎのことが多いかな・・)
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  実は12月20日(水)、初等2年生「第二回 教員採用模擬試験」が行われていました。
 本日(1月10日)は、そのフォローアップです。
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 今回は教職教養を中心に前回よりもさらに難度の高い出題で、平均点もやや低めに出ました。
中には一般的な試験の合格ラインに達した学生もいましたが、多くの学生は今後の課題を強く認識する結果となりました。
 模擬試験のフォローに併せて、基礎学力(算数)のチェックについても解説があり、高原先生から、日本のこれまでの算数教育では「公式」に隠れて意外に看過されがちであった「理解」の重要性を教えて頂きました。
 最後に松岡先生から「2年生の春休みをどう過ごすかで、1年後が大きく変わる」と話があり、自分たちの将来に向けた意識づけを促していました。
 年度が明けたら第三回模試をやります。春休みの成果を期待しています。
 12月13日(水)お昼休みに、A1号館1階の多目的スペースで学内ミニコンサートが開かれ、教育学部の学生が大勢参加しました。このコンサートは教育学部の井本先生が主催ですが、「気軽に音楽演奏を楽しんでもらいたい」ということで、意欲のある人は誰でも参加OKです。
 今回の曲目は次の5曲でした: 1.「サンタが街にやってくる」のピアノ連弾(教育学部1年生) 2.「輝く未来・恋人たちのクリスマス」のフルートとピアノ演奏(教育学部1年生) 3.「クリスマスソング」のギター弾き歌い(理学部2年生) 4.「リベルタンゴ」のチェロとピアノ演奏(職員) 5.「We are the World」の合唱・合奏(教育学部の1,2年生を中心に学生・教職員有志)
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1. 意外な特技にやや驚き・・・

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2. 理学部生も負けてません。

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3. 大人の世界です。

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4. we are the world…1985年の曲ですね。

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6. ふと振り向けばこの人だかり! 200人位でしょうか・・^^

↑最後の”We are the World”は3部合唱に挑戦し、練習ではお互いの声を合わせるのに苦労していました。でも本番ではたくさんの観客を前に、緊張しながらも思いきり演奏することができました。大きな拍手をもらって大いに盛り上がり、みんな笑顔で演奏を終えました。
 演奏終了後は、「歌が苦手だったけど、人の前で歌ってすごく楽しかった!」「みんなで演奏すると気持ちよかった!」と、達成感を感じることができた様子。 このコンサートで感じた「音楽することは楽しい!」という経験を、ぜひ将来の学校現場で活かしてほしいと思います。